【不採択からの逆転】落ちた申請書は捨てるな!別の助成金で「リサイクル」して確実につなぐ再起の戦略

ポストを開けて、あるいはメールを開いて「不採択」の文字を見た瞬間。
目の前が真っ暗になり、「自分の研究には価値がないのではないか…」と落ち込む。

研究者であれば、誰もが一度は経験する胃の痛くなる瞬間です。
一生懸命に文献を読み込み、徹夜で図解を作り、推敲を重ねた申請書が弾かれるのは本当に辛いですよね。今日は1日、思いっきり落ち込んで、美味しいものでも食べてください。

でも、明日になったら、パソコンの「不採択フォルダ」にしまったその申請書を、もう一度開いてみましょう。
なぜなら、その申請書は決してゴミではなく、8割方完成している「最高の素材」だからです。

今回は、不採択になった申請書を無駄にせず、別の助成金(特に民間財団)に向けて「リサイクル」し、確実に次の資金獲得へつなげる戦略を解説します。

1. 不採択=「あなたの研究がダメ」ではない

まず大前提として知っておくべきことは、「不採択 = 研究の価値がない」では決してないということです。

助成金の採択率は、多くの場合10〜30%程度です。
素晴らしい研究計画であっても、以下の理由であっさりと落ちます。

  • 財団の「設立趣旨(カラー)」と少しズレていた
  • その年のトレンド(流行りの分野)に予算が偏った
  • 純粋に、同じ分野に強力なライバルが多すぎた

つまり、多くの場合「マッチングの不成立」や「運」の要素が大きいのです。だからこそ、「出す場所(ターゲット)」を変えれば、あっさり採択されることは珍しくありません。

2. 落ちた申請書を「民間財団向け」にリサイクルする3つのコツ

科研費や、大型の助成金で落ちた申請書を、別の民間財団へ出すためにリサイクル(再構築)する際の鉄則を3つ紹介します。

① 財団の「設立趣旨」に合わせてお色直しする

これが一番重要です。民間財団には必ず「こういう社会課題を解決したい」という強い想い(設立趣旨)があります。
申請書の根幹(やりたい実験など)は変えずに、「背景」と「期待される波及効果」の書き出しを、その財団の理念に寄せて書き換えましょう。
(例:医療系の財団に出すなら「健康寿命の延伸にどう貢献するか」を強調するなど)

② 予算と計画を「スモールスタート」に削る

300万円で申請して落ちた計画なら、「その中で一番コアになる実験」だけを切り出し、50〜100万円規模の民間助成金サイズにリサイズします。
「今回はこの核心部分のデータ(予備データ)を取るための支援をお願いしたい」という謙虚かつ現実的なストーリーに仕立て直すのです。

③ 専門用語をさらに減らす

民間財団の審査員は、あなたの専門分野の「どストライク」の専門家ではない可能性が高いです。(物理の申請書を、化学や工学の先生が審査することもよくあります)。
落ちた申請書を見直し、「異分野の審査員が読んで引っかかった(理解できなかった)部分はないか?」という視点で、専門用語を徹底的に平易な言葉に置き換えましょう。

3. 審査員のコメントは「無料のコンサルティング」

もし、不採択通知と一緒に「審査結果のフィードバック(A, B, Cなどの評価やコメント)」がもらえる助成金だった場合は、超ラッキーです。

腹が立つコメントもあるかもしれませんが、それは「第一線で活躍する研究者が、あなたの計画書の弱点を無料で指摘してくれた」ということです。
「ここが分かりにくい」「実現可能性が低い」と指摘された部分を修正するだけで、申請書の戦闘力は2倍にも3倍にも跳ね上がります。

4. 次の「打席」をGrantyで探そう

申請書のリサイクルが終わったら、あとは「どこに出すか」です。

「でも、自分の分野に合う民間財団なんて、他にどこがあるんだろう…?」

そう思ったら、当サイトGrantyの出番です。
Grantyなら、キーワードや分野を絞り込んで、あなたがまだ知らない「ニッチだけど相性ピッタリの民間助成金」をすぐに見つけることができます。

一度書いた申請書があるなら、次の応募にかかる労力は最初の5分の1で済みます。
弾を撃ち続けなければ、当たりません。

落ち込んで立ち止まるのは今日まで。
ブラッシュアップしたその「最高の武器」を持って、次の打席に立ちましょう!

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